なますうり初登場!

茄子漬に続き、

いよいよ私の大好きな’なますうり’も初登場です。

 

この野菜については、

もう何度となくブログにも書いたし、

お客様にも力説している。

そうなの、それほど、なますうりって、

感動的な夏野菜なんです。

 

関東では見たことのない、

そして名前すらも聞いたことのない魚沼の野菜は

今まで2種類。

ひとつは’ゆうごう’。

もうひとつはこの、

’なますうり’

地域によっていろいろな呼び名があります。

ソーメンかぼちゃ、とか、糸瓜、とかね。

ラグビーボール大の薄い黄色地の野菜です。

これが超固い!切るときはちょっと怖いです。

私が出刃を持ってきて作業を始めようとすると、

あるじが遠くから、怖げな視線をいつも向けますからね。

 

今日は比較的小さい初物でしたが、

固さはかなりのものでした。DSC04089

切り方はいろいろ、その家々によってきっと違うでしょう。

ウチはこう↓

まずは、両端を切り落とす。

ほらね、切り損ねてます。
DSC04090次に真ん中から半分にします。

ここでも切り損ねて、全く真ん中じゃありませんが。

こんなところはまったく気にしない、そう、私は生粋の0型。

DSC04091それから二つに切ってまた二つに切って、さらに二つに。

ここからはなるべく大きさをそろえた方がいいのかな。

火の通りが一緒になるように。

DSC04093まんなかの綿とか種とかの部分を取り除きます。

DSC04094なますうりはその名前のとおり、

なます用に切った千切りのように、

自然とほぐれてくるのです。

その繊維が見えるでしょう。

 

さて、

茹でますよ。

たっぷりとお湯を沸かして、投入。塩は要りません。

DSC04096茹でること5分程度目安で。

菜箸をさしてみて、すーっと通るよりもほんの一歩手前の固さ。

DSC04099すぐ水にとってください。

熱いので気をつけて、しっかり冷めたら、

皮からほぐします。

ほぐした後の皮↓DSC04098ちょうどよく火が通ると、こんな風に

とっても気持ちよくほぐれていきます。

 

そうしたら、ここに塩を入れます。

これが実はミソなんです。

これをやるとやらないとじゃ大違いらしい。

とはいっても私はこの方法を教えてもらったので

他のものは食べたことないんですが。

 

ここで塩もみすることで、

カリカリになるんです。

DSC04100

ちょっともんで、塩を流して、

DSC04101DSC04103あとはぎゅっと絞って、保存容器へ。

これで下ごしらえは完成。好きなお味で召し上がってください。

なんといってもマヨネーズサラダが一押しです、ウチはね。

 

あんなに固い皮ですが、

ほぐし始めると、こんな風に、破片が入ることもしばしば。

これは邪魔者すぎるので、取り除いてくださいね。

たまに入ってるけど。。。。

DSC04105

なますうりは、野菜の芸術品!

 

魚沼ではこの季節、直売所にたくさん並んでいます。

一度に処理すると食べきれないほどですが、

是非一度挑戦してみてほしいなぁ!

だって、

こんなに感動する野菜はそうありませんからね。

 

 

 

 

2 Comments

  1. 海沼節子

    なますうりが食べたくて、販売先を探しています。
    手に入るところを教えていただきたいのですが、よろしくお願いいたします。

    1. 栃尾又温泉 宝巌堂

      コメントありがとうございます。
      なますうりはそろそろ終盤ですが、直売所で買い求めています。
      百菜花ん 025-792-7066
      あぐりぱーく八色 025-788-0253
      または八百屋さんですが、
      晴屋商店 025-792-0147
      です。
      ありがとうございますー!

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