今週のお客さまはみなさん、
とってもよくご飯を食べてくださって感激!
作り手としては、
ご飯は空っぽですー!とか、おかずも何も残っていません―!
とか、報告を受けると、
よっしゃ!!!やったね!っていう気分になります。
また美味しいご飯作るよー!って気合も入ります。
さて、
ご飯に’かって’たべるモノ。
なにそれ???
これね、立派な方言なんですよ。
’かって食べる’
たぶん、かけて食べる、とか、
ご飯のおかずになる、
という意味だと思う、なんとなくのニュアンス。
小さい頃、娘は、食卓に並んだおかずを見て
’ご飯にかって食べるのがないー!’ってよく言ってましたっけ。
つまみのような料理ばかりだったからねぇ。
私の最高のごはんのお供は
なんといっても焼きたらこ!
食べてもいいなら、毎朝ひとはらは食べたいくらい。
佃煮やふりかけや、海苔や味噌や塩、などなど、
ご飯のお供は今本当に種類がたくさんですね。
宝巌堂でも以前お出ししていた海苔の佃煮があります。
値段の割に量も多くて、甘すぎず、評判もよかったのですが、
久々に買ってみたら、残念ながら、
なんだか味も色も全部変わっていた。
おまかせプランでは、
最後に
炊き立てのコシヒカリと漬物とみそ汁をお出ししますが、
この時、あともうひとつ、
’ご飯にかって食べるもの’があればいいのになぁと
思っていました。
美味しい塩のリクエストを頂いたりということもありました。
美味しいコシヒカリは美味しい塩はなんといっても、ベストマッチ!
それに加えてもうひとつ、
できれば、’野菜系’を選びたいところ、
そうなるとやっぱり海苔の佃煮を探してしまいます。
そしたら、ちょっと美味しそうなデザインのものを見つけました。
(デザインって大事ね)
もずくとあおさ、なんて、
大好きなもののが合体だわ、見るからに美味しそう!
さて、台所で賄い中です。
奥には鮭の切り落としと、
玉子焼きの切れ端と青菜の胡麻和え、見えちゃうね。
馬場さんのコシヒカリの上には
岩もずくとあおさの佃煮がどどーん!
そしてこれ、
甘くなく、しょっぱくなく、
これじゃご飯が進んでたまらない、って感じです。
実は、口ほどにご飯にかって食べるものは必要のない私ですが、
これは、かなりの量を載せてもきつい味ではない。
お土産処に置きたいお品の候補になりました!