ひぇぇぇぇぇ!
まさかの、いやまさかじゃない、4ケ月の放置。
今日は9月17日です。
今日こそは今日こそはと言いつつ、
すっかりオオカミ少年になってしまいました。
GW直後から始まった、
改築15年目の大改造です。
前回は、
壁に窓が開いた!
ところまででしたよねぇ。。。。
(遠い目。。。。。)
あれから、4ケ月。
たくさんのお客様をお迎えした8月も過ぎ、
気が付けば9月も半ばを過ぎ。。。。
最近、
’改築工事してて音とかしますか?’などという問い合わせもいただく始末!
こ、これはまずいぞ!
早く更新しないといつまでも工事中のまま。
おかげさまで、
’本箱’という
とっても素敵な場所がようやく出来上がりました!
もともとはお一人様のお部屋、弐の伍番。
それがこんなに広いスペースだったとは、
私たちもその変身ぶりにびっくりです。
前回の壁に窓が付いた、ところは、
大工さんが細かい作業をしてくれて、
DSC_1326
こんな風になりました!
古いガラスがいいでしょう。
壁も少し色を付けてもらいました。
とっても気に入ってます。
学童机もメンテナンスが完了して、
無事に収まりました。
けっこうこの机は人気者で、
なんだかここに座るととっても楽しそう!
そして、
本箱の入り口に設置してもらいたくて、
でも、その時は作業が結構大変な時でなかなかそれが言えなくて~、
と、前回書いた、その’新たな作業’も無事に完了。
この横と縦に使われた年季の入った木材は、
茅葺の屋根で使われていたものなんですって。
カーブもまた自然のそれ。
さすがに燻されていい味を出していますよね。
一番左のホゾがある、色の薄い柱は、
宝巌堂の元々の建物の柱です。
この柱も綺麗に木材で巻こうか、と大工さんに言われたのですが、
あえてこれはこのままで!
お客さんが触ったときに痛い思いをしないようにと、
大工さんがやすりで表面をお化粧だけしてくれました。
この柱もまた50年前のモノかと思うと
とっても愛おしい。
それにしても、この作業は本当に大変だったと思います。
大工さん、ありがとー!
無事に完成した’本箱’には、
現在どんなふうにお客様に使われているでしょう。
その評判はどうでしょう、
とても気になるところでしたが、
おかげさまで上々です。
部屋が一つ減ってしまうのを残念がっていらした常連さんも多かったのですが、
その皆さんが、このスペースを愉しんでくださっています。
’よかったねー、すごくよくなったね!’
’温泉とお部屋の往復も、それは全然それでいいんだけど、
こういう場所があるとなんかほっとするね。’
’ちょっと高級なところに来た!って感じがする!’
と。
部屋数を減らす、などと、
15年前は、とてもとても思うことなどなかった。
でも、
15年経ったからこそ、
ようやくわかったんです。
本当はこんなふうにしたかったんだ。
こんなスペースで
皆さんがくつろぐ姿を見たかった。
これからこの大きな窓から
どんな栃尾又の季節が見れるかな。
私たちも楽しみです。
ご報告できてよかった!